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Written by
宮井 弘之
代表・ファウンダー

ギグワーカー構想➂5年先の変化を見据えたビジネスモデルのピボットと施策

前回前々回とギグワーカー構想にいたった背景やビジョン、そしてギグワーカーに求められるマーケティングスキルの広がりについて解説しました。それらを踏まえ、今回はSEEDATAがコミュニティとして5年先の変化を見据え、具体的にどのような施策をおこなっていくのかを解説していきます。

ギグワーカー構想①SEEDATAが考える一億総イノベーターの未来

ギグワーカー構想②マーケターの重要性向上と職種としての広がり

1.SD Gのデータベースを個人向け解放&ビジネスモデルの進化

これまでSEEDATAコミュニティは、データベースを活用し、コンサルティング業務をメインでおこなってきました。

クライアントの依頼にその都度カスタマイズでデータをとったり、課題特定に注力したりするのではなく、予め調査分析したトライブや未来洞察のデータベースを用いてビジネスチャンスを提示することで、スピーディかつ効果的に、ビジネスの高収益化を達成してきました。

しかし、変化の激しい時代に対応していくためには、これまでのビジネスモデルでは、より多くの案件数をこなすことができないため、スケーラビリティに限界が生じてしまいます。そこで、データベースの提供形態を「SaaS型」に変えていくことにしました。

 

しかし、今後、社会全体としてフリーランス人材の増加が加速していく中で、単にデータベースを解放するだけではなく、データを読み解くことができる人材をセットで教育していく必要が出てきました。

世の中全体にギグワーカーが増加していくのであれば、しっかりとした情報管理を前提に、もっと自由に、オープンネットワーク化していく必要があると考え、データベースを個人にも解放することにしました。

 

今後、世の中的にもフリーランスや副業、または請け負いという流れが一般的になっていくことが予想されますが、われわれが目指すのは単なる人材派遣ではありません。

SEEDATAがのトライブデータをインプットしたUIデザイナー、エンジニア、新規事業コンサルタントなどを準委任契約などの形でで企業派遣することで、さまざまな職種やケースでSEEDATAの知見が活かされることでしょう。

 

現在、フリーランスやエキスパートを囲い、マッチングや派遣サービスを提供する企業は増加しています。しかし、これらのサービスは、既にあるフリーランスの能力を頼りにサービスを提供し、新たに教育をおこなっていないという問題があります。

これでは結局一部の人に業務依頼が偏り、フリーランスが自分に合った活躍をすることはできません。

 

とくに、マーケティング、イノベーションといった職種の場合、ブランド戦略、マーケティングオートメーションツール、SEO、ソーシャルメディアなど、さまざまな知識を次々にキャッチアップする必要があるため、教育ニーズは大きくなります。

しかし、前回解説したとおり、職種が分断されているため、ひとりでこれらをすべて学習していくことは困難です。だからこそ、まずはマーケティング分野の人間を教育し、人と人をつなげた上で派遣することが重要なのです。

 

このように、SD Gはこれまでと提供価値は変えず、個人向けにデータベースを解放し、高度な教育とタレントのスコアリングをそなえた人材紹介(HR)サービスにビジネスモデルをピボットしていく予定です。

 

特徴は、ギグワーカーとして参加するフリーランサーは、SD Gの教育データベースを無料で活用できるという点。ここで学習した人材を派遣し、われわれは手数料をいただくことでビジネスモデルを回していきます。

 

当然、データベースだけを活用し、ここで得た知見をもとに外部での仕事に活かそうと考える人も出てくるでしょう。年間紹介数が一定数以上に満たない場合、データベース使用料をお支払いいただければ、仕事目的、学習目的、それぞれのライフスタイルに合わせて活用していたただくことも可能です。

 

もちろん、正社員を中心に深くコミットし、しっかりとしたワークデザインとアウトプットを明確にして請け負ってほしいという大企業のニーズに対しては、引き続きSEEDATAのアナリストがコンサルティング業務を提供してまいります。

予算的に合わない場合や、もっとライトに業務を依頼しいたい場合に、ギグワーカーという新たな選択肢ができたとお考えください。

 

今後はギグワーカーを教育するための人材や、マーケティングのエキスパートも顧問として迎え入れ、ギグワーカーレベル(ランク?)の認定やマッチングもおこなっていきます。

まだ構想レベルですが、たとえば顧問として入ったエキスパートには、どんどんギグワーカーの面接を進めていただき、そのギグワーカーが仕事をおこなうことで面接者にも手数料が支払われるという仕組みも構想しています。

 

SEEDATAの知見を集めた教育コンテンツの解放と、目利きによってスコアリングされた多様な職種の人材がさまざまな企業に入り込んでいくことで、SEEDATAの知見が最大限に発揮され広がっていくことを期待しています。

2.自律分散型のトライブレポート投稿プラットフォーム

前回、誰もがトライブである可能性について言及しましたが、「こんなトライブがいるのではないか」というアイデアをもとに、SEEDATAのアナリスト以外でも、誰もがトライブレポートを作成し、投稿できる、自律分散型のプラットフォーム作りを目指します。

分析やレポート作成が得意な人にどんどん参加していただきたいのはもちろん、独自の尖った得意領域を持つ方にも、ぜひユーザーとしてご登録いただきたいと思います。

 

まず、一般ユーザー(トライブ側)は自由に、自分の好きなことやこだわり、哲学を発信することができます。

このトライブアイデアを持つユーザーと、アイデアに興味を持ったギグワーカーがマッチングすれば、インタビューと分析をおこない、トライブレポートが作成できます。

作成していただいたトライブレポートは、要件と一定基準を満たしていただければ、1本10万円前後で買い取りさせていただきます(適宜、修正依頼をおこなう場合があります)。

 

ギグワーカーはマイページ上に自分の作成したfuturewaveやトライブレポートの一覧を掲載することで、自らのギグワーカーとしての評価や宣伝活動につなげることができます。

たとえばエンジニアであっても、「トライブを理解したうえでのアプリ開発が可能」という独自の強味を持つことが可能です。

 

これまで組織として中央でコントロールすることで高いクオリティを保ってきたトライブレポートを広く解放する、ある種実験的な試みがうまくいくかどうかは分かりませんが、これまでにはない多様なトライブの発見と、個人であっても、大きなイノベーションを生み出す可能性にチャレンジしていきたいと考えています。

 

まずは、フリーランスやギグワーカーとして、マーケターやトライブレポートの作成などにチャレンジしたい方は、フォームからお気軽にお問い合わせください。

(※トライブの募集については現在準備中です)

 

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