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SEEDATA
2022.03.23 | Zs

【Zsトレンド速報】#5 個性も気分も香りでコントロール?Z世代の香り事情に迫る!

毎月ZsメンバーがZ世代の間で話題になっている出来事を紹介する「Zsトレンド速報」。第5回目のテーマは「Z世代の香り事情について」です。今回のトレンドスピーカーは大学4年生のこうたさん。最近のZ世代の間では香水やアロマディフューザーなどを複数活用して気分をコントロールしたり、他人への印象づけを行っている人が多いとのことです。そこで、今回はZ世代の香り事情について迫りたいと思います!

コロナ禍でお家時間が増えたことをきっかけに香りを生活の中に取り入れて気分を変えようとする人が増えていると思います。そんな中、今回のディスカッションではZ世代ならではの「香り」に関係した価値観が明らかになりました。
ある学生は「ハイブランドの香水は気になるし、欲しいなって思うけど、友達みんなつけていて流石に嫌だなって思った。この匂い自然に発してますよ系でいたい。だから好みの香りを調合できるものがいい。」と話していました。

個性を重要視するZ世代は、みんなが付けている流行モノやハイブランドの香水よりも、自分がナチュラルに発していると思われるような香水を求めているようです。そのため、自分だけの香りを作ることで、他人と香りが被ることを避けたいと考えているのではないでしょうか。実際に、自分の好きな香りを調合して自分だけのオリジナルの香水を作れるサービスがあり、Z世代の間で人気となっているようです。

また、Z世代は複数の香りを使い分けることによって、他人への印象付けや、気分のコントロールを行っているようです。高校3年生のある女子メンバーは「会う人によって香水を変える。かっちりしている時は強めの香りで、後輩感出すために優しい香りの香水をつける。」と話していました。彼女のように会う人によって複数の香水を使い分けてイメージ操作を行うことが当たり前となっているようです。

同じく高校3年生のある女子メンバーは「アロマが定期的に届くシリーズがあって、小学6年生の妹と一緒に愛用している」と話していました。彼女によると、勉強など集中したいとき、リラックスしたいときに使い分けているそうです。

ディスカッションの中で、香水やアロマなどは色々なものを楽しみたいのになかなか使い切れないという香りアイテムに対する不満が多くあがってきました。そのため、香りのサブスクリプションは様々な香りを少しずつ楽しみたいという人にとって不満を解消してくれるサービスとなっているのではないでしょうか。
このように、Z世代は香りを使って自分だけの個性を出したいと、複数の香りを使い分けることによってイメージ付けや気分をコントロールしたいと考えていることが、今回のディスカッションで明らかになりました。

<学生アナリストコメント>

今回のトレンド速報ではZ世代の香り事情について紹介しました。複数の香りを使い分けたり、サブスクリプションサービスを使うなど香り感度の高いZ世代は香りによって自分のイメージや気分をコントロールしたいという欲求を抱いており、香りアイテムをただ使うのではなく、どのように使うかに着目しています。今後Z世代に向けた香りに関するサービスや商品として、例えば、自分の好みの香りにカスタマイズできる柔軟剤やファブリックミストなど日常の中で様々な楽しみ方ができるアイテムが求められるかもしれません。

<参考事例>

香水のサブスクリプションサービス「COLORIA」

「COLORIA」は毎月1980円から楽しめる香りのサブスクリプションサービス。ユーザーは500種類上の香りアイテムから好きなものを選んで毎月様々な香水を楽しむことができる。香り診断も行っており、自分に合った香りを見つけられるため、若者の間で人気となっている。

自分好みの香りを作れるサービスTHE FLAVOR DESIGNの「Flavor Shake」

香り専門店のTHE FLAVOR DESIGNの「Flavor Shake」というサービスが若者を中心に人気となっている。このサービスでは、160種類以上ある香りの中から好みの香りを調合して、自分だけのオリジナルの香水を制作することができる。

 

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