日本国内外の先端事例や生活者トレンドをSEEDATA独自の視点で分析し、ブログ形式で配信しています。News

Written by
SEEDATA
公開日:2022.05.02/ 更新日:2022.08.24

ギグワーカー(gigworker)

【募集】副業でイノベーティブな新規事業・新サービスコンサル支援【SEEDER株式会社】

現在、SEEDER(シーダー)株式会社(以下:SEEDER)では副業でマーケターとしてお仕事をしてくれる、ギグパートナーを募集しています。

 

先進的な生活者の知見をもとにした商品開発やサービス開発、新規事業開発に携わりたい方、事業戦略に興味のある方、その他にも自分自身のキャリアの幅を広げていきたいと考えている方に対して、SEEDERでの仕事の内容などについて、代表取締役の林さん、執行役員の佐々木さんに伺いました。

 

ーーまず、SDG(SEEDATA GLOBAL)からSEEDERに社名が変更しましたが、事業内容で異なる部分について教えてください。

 

佐々木:まず、根幹となるのは先進的な生活者のデータ提供、それによる商品開発、事業開発、サービス開発といった伴走型のコンサルティング支援事業です。その点に関しては、SDG株式会社時代、それ以前のSEEDATA時代から大きな変更はありません。

 

SDG時代とのいちばんの違いは、すべてのPJに対して自社メンバーだけで対応するのではなく、外部のプロフェッショナル人材を登用する体勢にシフトチェンジしたことです。そのため様々なバッググラウンドを持った外部の方々をギグパートナーとして募集し、より幅広いプロジェクトを遂行することができる体勢にしています。よりひらたくいえば人材派遣業を会社のメイン事業のひとつとして据えるようになり、その時期に社名変更も重なりました。

 

SEEDATA時代は自社の事業内容を「先進的な生活者のデータを活用したイノベーター支援・コンサルティング支援サービスの提供」という言い方で表現していましたが、現在は「イノベーター輩出プラットフォーム」と呼んでいます。SD Gのギグパートナー構想、SEEDERの成り立ちについてはこちらの記事をご参照ください。

ギグワーカー構想①SEEDATAが考える一億総イノベーターの未来

ーー普通の人材派遣業との違いは、ギグパートナーを自社で育成していることですね。

 

佐々木:はい。SEEDER独自のトライブの考え方やイノベーティブな仮説思考、未来洞察がおこなえる人材をわれわれが育成し、実際のプロジェクトで経験を積んでもらいます。

さらに、ギグパートナーの方には、顧客からの評価だけではなく、研修の進め具合や普段の業務の様子などから、SEEDER社内でも独自にスコアリングをおこない、信用スコアを付与して蓄積していきます。スコアをもとにわれわれが仕事を依頼したり、将来的には企業側から「このギグパートナーに仕事を依頼したい」といった指名をおこなっていただき、独力で動ける人材を育成していくことを目指します。

これまでどおりのコンサルティング支援と各種のデータ提供をおこないつつ、将来的には優良人材を育てて輩出していく構想を描いています。

ーーギグパートナーにはどのような業種の方々が多いのでしょうか?必須条件などはありますか?

佐々木:「本業がマーケターでなければ無理なのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、ライター、リサーチャー、デザイナー、ビジネスデザイナー、グラフィックデザイナー、エンジニア、会計士、中にはファッションブランドの経営者など、マーケティングとは異なるお仕事をしている方がたも数多く採用していて、基本的にかなり幅広い職種の方を採用しています。

さまざまな業種の方が、弊社の研修プログラムなどを活用することで、普段の業務とは異なる知見と経験を獲得し、より上流企画工程に携わることができるイノベーター人材へと成長していくことが大きな目的です。リサーチャー、ウェブデザイナー、UXデザイナーなども含めて、生活者インサイトやイノベーションに対する方法論やアプローチを理解して頂いたうえで、OJT的に手を動かしながら業務を行う機会を提供しています。

 

まず研修を受けていただくため、SEEDERの基本的な考え方をインストールしたうえで活動していただくことになりますが、ギグのみなさんにとっても、クライアントにとっても、SEEDERにとってもよい循環となっていくことを目指しています。だからこそ、さまざまな業種の方にギグパートナーに参加していただきたいですね。

 

ーーでは、実際にギグパートナーはどのようにプロジェクトに関わっていくのでしょうか?

 

佐々木:最近ではギグパートナーに加わっていただくプロジェクト数もかなり増えていて、簡単なデスクリサーチから、未来洞察の資料作成、トライブリサーチまで、実にさまざまな案件への協業を依頼しています。

 

単発の調査だけでなく、現在進行しているクライアントの商品開発プロジェクトでは、現場のディスカッションや、クライアント同席のインタビューの担当など、クライアントと長期で関わるプロジェクトの推進にも、メインメンバーとして参加して頂く例も増えてきています。

今後は、私たちがほぼ手を動かさずとも、ギグパートナーのみなさんだけで進行していただき完結するプロジェクト体制を築くことが理想です。

 

ーーギグパートナーの方々とお仕事をしてみた感想は?

 

佐々木:みなさんそれぞれの分野での現場を知ってる分、とても仕事はやりやすかったですね。さらに、研修を受けてからプロジェクトなどに入っていただいているので、「トライブとはなにか」を理解したうえでディレクションを咀嚼し、資料に落としてくれているため、初速はかなり早いと思いました。

 

ーーでは、今後の展望を教えてください。

 

佐々木:個人の理想としては、ギグパートナーの方個人にクライアントから直接プロジェクトの相談がくるぐらい、ギグの方が稼働できる状態になることです。

 

現在はSEEDERとしての信用や、代表や僕ら個人への信用がベースにありますが、それがギグパートナーの人たちにも起きる状態を、あと2、3年で目指したいと思います。

 

SEEDERの原型であるSEEDATAは、もともとゆるくつながり合う考え方で、さまざまな人がジョインし、大きくなってきた組織なので。

 

林:イノベーター輩出プラットフォームは、単なる人材派遣ビジネスではなく、根源にあるのは「自分たちだけで閉じることなく、世の中にいる様々な知見や経験を持った人たちと積極的にコラボレーションをして、新商品や新事業などを作っていく仕組み・機会が欲しい」という考えです。

 

お金や技術などのアセットを持つ組織と、独自の経験やスキル、そして向上心を持つギグパートナーの方々をマッチングし、そこにSEEDATA時代から私たちが培ってきた様々なイノベーションに関する知見をご提供します。

私たちは今まで大企業の商品開発や事業開発のためにプロジェクトを行うことが多く、やはり「コンサルティング業界」という業界の枠の中で仕事をしていました。

 

ですが、現在のプラットフォームがこれから更に大きくなっていき、より多様なステークホルダーが関与するようになれば、例えば地方の過疎化や子育ての負担など、お金になりにくい社会問題と総称されるような領域にまで、私たちの培ってきた知見が活用されることもありえると思っております。

 

そのような状況になるのは、いつになるかは分かりませんが、まずは人生100年時代を踏まえ、会社という所属を超えたご自身のキャリアアップの機会として弊社の取り組みを捉えて頂けたら嬉しく思います。

 

ーー最後に、メッセージをお願いします。

 

佐々木:イノベーター輩出型プラットフォームでは、イノベーションを起こす先進的データの提供を引き続きおこないつつ、それを駆使した人材の育成し、世の中にどんどん解き放つ体制を作ることを大きな事業構想としています。

 

この考え方に共感したり、ギグパートナーという働き方に興味ある方であれば、どなたでも応募していただきたいと思います。

 

ギグパートナーに興味のある方、またはギグパートナーにお仕事を依頼したいクライアント様はinfo@sd-g.jpからお問い合わせください。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です