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#048 共感ラバー

¥220,000 (税込)

コンテンツ消費と共感のこれから 〜共感ラバーの分析から読み解く〜

近年、渋谷におけるハロウィンの仮装やワールドカップでの騒乱をみると、同じ感情や空間を共有することに対して価値を感じる、「共感」を重要視する人々が増えてきている様に感じる。 こうした共感を重んじる動きは、宗教的儀式に通じるコミュニタスの考えに依拠すると見られている。人々は、他の人々と同じ服装や同じ目的をもって自然発生的に集合し、解散していく。古くは祭りや巡礼、一揆などから見られたこれらの行動は、今もなお様々な出来事やイベント時に発生している。情報接触の方法が大きく変化している現代におけるコミュニタスは一体どういったものであるのか。我々は共感ラバーへの調査を通じて解明していく。 共感ラバーへの調査から、現代に生きるひとが求めている熱狂や共感の方法が見えてくるのではないか。そして本調査結果は、共感と親和性のあるSNSやイベント・芸能業界及び、ファッションや飲食メーカーにおけるプロダクトやコンテンツ制作の新たな洞察が得られるだろう。