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#016 プロクラウドワーカー

¥220,000 (税込)

働き方の未来 ~クラウドソーシングユーザーの分析~

クラウド(不特定多数の群衆)にソーシング(業務委託)するという意味の造語、クラウドソーシング。日本では2000年代後半頃からはじまり、広告やウェブ、デザインといった業界を中心に随分と定着してきた。 副業としてクラウドワークスやココナラなどスキマ時間に働くことは生活者にとってもはや当たり前になってきている。その中でも「プロクラウドワーカー」は、クラウドソーシングのみで生計を立てる人々のトライブだ。中には、シニアでリタイア後にデザインコンペで勝ちまくるデザイナーや年間1000万円近くクラウドソーシングで稼ぐ人もいる。 高齢化やそれに伴う労働力不足や女性が活躍できる社会への変革といった社会課題。業務に必要となる能力の高度化、先鋭化などビジネス上の変化。クラウドソーシングには、これらの問題に対して対応・解決ができる可能性が秘められている。「プロクラウドワーカー」のトライブ調査でCOVID-19の影響により注目が集まる在宅ワーカーの生活習慣や消費性向が把握でき、彼らへの支援サービスや商品設計に活きるだろう。