日本国内外の先端事例や生活者トレンドをSEEDATA独自の視点で分析し、ブログ形式で配信しています。News

Written by
SEEDATA
公開日:2022.08.23/ 更新日:2022.08.23

事例紹介(case study)

デジタルマーケティング支援事例のご紹介#2

今回は、SEEDERが関わらせていただいたデジタルマーケティング支援プロジェクトの事例をご紹介いたします。

概要

大手インフラ会社様にて、デジタルマーケティングにおける集客コストに関する改善でした。

課題

クライアント企業様の営業活動は、それまではいわゆるフィールドセールスで、オフラインでした。顧客獲得コスト(CPA)は15,000~20,000円程度でした。業務効率化のためにデジタル集客を導入を決定し、大手広告代理店と協業でデジタル集客の戦略を作ったところでしたが、実行部隊が社内におらず、ノウハウの獲得が必要でした。

必要な期間

2年ほど

解決プロセス

SEEDERのコミュニティにデジタル集客の実行の経験があるメンバーは多くおりますが、今回はその中でクライアントの事業(飲食店・美容室・小売店などの中小事業者向けインフラ構築)の業界の経験がある方を中心にプロジェクトチームを組むことで、既にお持ちの知見を事業に応用いただくこととしました。

リーダーを中心にクライアントと議論の上顧客の流入の動線を設計し、広告を出稿しました。また顧客流入のフックとして、商品 / サービスの活用事例集を作成しました。

活用した広告ツールは以下です。

  • Facebook広告
  • Instagram広告
    • リード獲得広告

特徴としてはFacebook広告においてディスプレイ広告ではなくリード獲得広告を採用したことと、サービスのLPを作成するのではなく、診断サイトを作成し顧客のニーズを訴求したことです。これらの施作によって、ターゲット層の顧客獲得単価(CPA)を5,000円ほどまでに下げることができました。

良かったこと

広告の運用外注先として、代行できる会社は多くあります。しかし彼らに任せられる企画の段階としての顧客のターゲティングや広告獲得の動線設計・クリエイティブのディレクションは、顧客のペルソナを理解している自社を中心に行わなければいけません。しかしデジタル広告がどのように出せるのか、標準はどの程度のものなのかを理解しないとこれらを適切に無駄なく設計するのは極めて難しいため、結果的に効果が十分に出せるようになるには時間がかかっているケースが散見されます。

今回のように対象の業界向けにサービスを設計したことがある人材をプロジェクトに参画させることで、クライアントの理解しているペルソナとデジタル広告においてできることを効率的に組み合わせて、専門家としての経験と知見を事業に反映してもらうことができ、十分な効果を得るまでの時間を短縮することができます。

SEEDERのコミュニティには、デジタルマーケティング含むマーケティング領域全般に幅広く経験を持つ人材や、マーケティング上流での実務経験があり広告運用もできる人材が所属しております。戦略の理解もあり実務もできる人材を活用すれば、無駄なく手戻りも少なく、効率よくデジタルマーケティングを進めることができます。SEEDERがマッチングする人材が、課題解決まで伴走いたします。ご興味がある方はこちらへお問合せください。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です