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#018 オンラインストリーマー

¥220,000 (税込)

視聴スタイルのこれから 〜オンラインストリーマーの分析を中心に〜

「オンラインストリーマー」とは映画を観る際、DVDやBDをレンタルするのではなくサブスクリプションオンライン配信サービスを利用する生活者群のことである。定額制であるため集中して1本1本コンテンツ観るのではなく、何かの作業をしながらコンテンツを観るという「ながら視聴」という行動が特徴的である。現在、日本ではNetflix、Hulu、U-next、TsutayaTV、dTVなどのサービスが存在しており、各サービスごとに画質、オリジナルコンテンツ、吹き替え、海外ドラマ、国内ドラマ、レコメンドシステムなどの強みがある。昨今のCOVID-19の影響によってサブスクリプションオンライン配信サービスの利用者が急増した。各社はオリジナルコンテンツにも力を入れており、競争が激化している。視聴はPCに加えて、スマホ、スマートテレビ、Wii、PS3などでも可能であるが、PC以外での行動実態の詳細なレポートは少ないためこの領域に関するレポートに可能性もあると考えられる。今回の調査は動画配信サービス業界や家電業界だけでなく、交通や風呂場、ジムなど視聴環境が広がる中でそれに関わる業界に役立つだろう。