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SEEDATA
eyecatch
公開日:2022.09.13/ 更新日:2022.09.13

事例紹介(case study)

短期間で分野エキスパートの専門性を。ギグワーカーA.K様インタビュー

今回はSEEDERのギグコミュニティにどのような人が所属しているのか、実際にクライアント支援に活躍されている方のインタビューを通じてお伝えいたします。

ーーA.Kさん、今日はよろしくお願いします。

A.K よろしくお願いします。

財務を中心とした経営戦略構築に強み

ーー得意な領域に関して簡単に教えてください。

A.K 事業戦略・事業計画策定、予実管理、海外子会社のマネジメント、M&AとPMI、社会福祉法人の経営管理と経理財務、エグゼクティブコーチングなどです。業界は通信事業が長かったですね。

ーー外資系企業でのご経験も長いと伺っています。

A.K 過去には通信会社の海外支社長として、米国での新事業開発を行ったり、外資系通信機器メーカーで新規大規模ネットワーク案件獲得の責任者として働いたりしたこともあります。日系企業・外資系企業のいずれでも中小企業規模の会社の売却や買収と買収後のPMI、子会社の財務管理などを8年以上やってきました。

ーーすると経営企画のようなビジネスの上流だけでなく、事業開発のご経験もおありなんですね。

A.K そう言っていただけると嬉しいです。

中小企業の事業承継問題の解決に関与したい

ーーどのようなきっかけてSEEDERに参画しようと思ったんでしょうか?

A.K 現在は経営コンサルティングを提供していますが、M&Aの実務経験、財務・会計の知識等を活かして、特に今後ますます必要性の増大する中小企業の事業承継問題の解決に関与したいと思い登録しました。米国公認会計士とAFPの資格を持っています。

ーー中小企業の事業承継問題に注目されるきっかけがあったのでしょうか?

A.K もともと起業したいとずっと考えていて、以前に中小企業を買収して、それをベースとすることを検討したことがあります。その際、思った以上に後継問題で廃業に追い込まれている中小企業が多いことを知り、自分が今までの仕事で一番楽しさを感じていたM&Aが解決策となるのなら、是非関与したいと考えたのがきっかけです。

注目されている分野のプロジェクトに参画できた

ーーSEEDERで参画した、印象的なプロジェクトはありますか?

A.K ウェルビーイングに関連するプロジェクトに参画した際、米国の有名な先行サービスの成功要因をリサーチし、日本へのサービス導入に対する示唆を探る機会がありました。この分野はいま注目が集まっており、クライアントの方々も最先端で活躍されている人たちで良い刺激となりました。個人的にも非常に興味深い内容で、楽しく仕事させていただきました。

ーーデスクリサーチはこれまでの経歴とは少々毛色が異なるように思えるのですが、先述のPMIや事業開発の考え方を活かして楽しめたということでしょうか?

A.K 現在提供している経営コンサルティングではよくやることですので、慣れていました。経営コンサルティングをする際には、自分の専門から少し外れるテーマ・業界であっても、集中的に情報収集を行なって、短い期間でちょっとした専門家レベルまで到達しておく必要があります。このプロジェクトについても特に心理的障壁もなく取り組むことができました。

異業界の人からの刺激が知見を深める

ーー参画していくなかで、どのような学びがありましたでしょうか。

A.K 多彩で優秀なギグワーカーや、関係者の方々の活動を拝見したり、自分もその一部として活動できていて、非常に刺激になっています。

私にとってはマーケティングはあまり専門分野ではないのですが、SEEDERに関わっている人はこの分野で尖っている方ばかりなので、非常に参考になります。自分もこれを機会にマーケティングの知見を深めるきっかけになっています。

良いコーチになるには、人の話をよく聞くのが基本

ーーさまざまなクライアントと働く中で、気をつけていることはありますか?

A.K これまで蓄積した知見、経験を惜しみなく提供すること、よくクライアントの話を聞くという姿勢に徹することに気をつけています。

ーーA.Kさんの気さくなお人柄は社内でも評判です。

ありがとうございます。良いコーチになるには人の話をよく聞くのが基本だと考えており、できるだけ実践しています。特に若い人の瑞々しい感性や行動力には見習うところが多く、少し歳は離れていても相手が許してくれるなら同レベルの友達として付き合いたいと思っています。精神年齢は30台ぐらいで止まっているということでしょうかね。

短期間で分野エキスパートの専門性を

ーー成果を出し続けるために、心がけていることはありますか?

A.K 気になる分野があれば、一気にその分野の知識の習得に努め、短期間である程度専門家であるという程度のレベルに達するように心がけています。

ーー経営コンサルタントとして的確な示唆を与えるために、事業の専門家としての知識レベルと保つことを意識されている、ということですね。

まとめ

A.Kさんは経営戦略のプロフェッショナルでありながら、事業開発の知見も併せ持つプロのコンサルタントでもあります。また日系・外資のいずれも経験されており、幅広いフィールドにおいて第一線で活躍されています。的確で鋭い視点を持つエキスパートであり柄、柔らかい雰囲気を持っており、気さくで話しやすい方だと感じました。インタビューに関しても受け答えがなるほどと思わされるものが多く、こちらが参考になる場面が多くありました。今後もよりたくさんのプロジェクトに関わっていただいて、こちらも勉強させていただきたいと感じました。

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インタビュアー:SEEDERマーケティング担当 吉冨