今回は、SEEDERが関わらせていただいたデジタルマーケティング支援プロジェクトの事例をご紹介いたします。
概要
新たにD2Cブランドを立ち上げた大手日用品会社様からのご依頼案件です。新ブランド商品のデジタルマーケティングにあたり、「集客コストを改善したい」という企業様の課題に向き合いました。
課題
このクライアント様とは、SEEDERは1年間、特定の症状に悩む顧客のためのD2Cブランドとして立ち上げから伴走させていただいており、実証実験の確度を高めていくための集客を強化したいというニーズがありました。また、これまでの商品開発のプロセスとは異なるD2Cブランドの立ち上げにあたり、クライアントには集客のノウハウがありませんでした。
必要な期間
1年ほど
解決プロセス
今回は、SEEDERのコミュニティにできるだけ企業様と近い日用品のテーマで立ち上げ経験をもつ集客のプロフェッショナルがいたため、彼を中心にプロジェクトチームを組むことにしました。リーダーは週5日 / 計15時間の稼働でこれらを管理したことに加え、週1回の定例会でプロジェクトの進捗をフォロー、またいつでも連絡が取れるようにしてプロジェクトに参画しました。
活用した広告ツールは以下です。
- 媒体
- Google広告
- Yahoo広告
- Instagram広告
- Twitter広告
- 手法
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
さらに今回新しい施作として
- サンプルを送って購買意欲を促進する
を実施しました。これはかつてリーダーが日用品で実施した集客施策を応用したものです。過去に類似テーマでの成功体験があったため、時間をかけずに効果を最大化する集客施策が実現できました。
その結果、CPAを大幅に改善でき、集客コストを1/3以下に削減することに成功しました。従来、クライアント企業で実施していた検索広告はCPAが業界平均の2-3倍となってしまい、商材の単価を考えると割に合うものではありませんでした。今回、ターゲティングとクリエイティブを見直すことで、CPAをGoogleでは10,000円程度まで下げることができました。 また新規で企画・運用したサンプル送付の施作は想定以上の効果を獲得しました。サンプル送付に関する顧客獲得コストは送料を含めても1,000円/人まで抑えることができました。
良かったこと
今回、初めて取り組んだD2Cの新ブランドにおいて、立ち上げ1年で確度の高い集客の成功事例が作れたのは画期的でした。
またノウハウが社内に溜めることができたのも高くご評価いただけています。Web広告による集客の領域は、切り出して外注する方法が伝統的ですが、この場合はパートナー企業との関係性は深まっても、社内に知見を溜めることはできず外部に依存する結果を招いてしまいます。しかしSEEDERの持つコミュニティから知見のある人材と共に業務にあたることで、専門人材が既にもっている高度なスキル・経験をすぐにクライアント企業の知見として蓄積できるため、最小限の時間工数で最大限の効果を上げることが可能になります。
市場環境が変化しやすく、スピードが何よりも求められる時代、企業は常に新しいチャレンジに取り組んでいかなければなりません。一方、新規事業の立ち上げや、デジタルマーケティングなどの新しいマーケティング施策を、社内でゼロから垂直立ち上げできる人材を育成することは難しい状況です。 経験豊富なプロ人材に伴走してもらうことで、外部からの知見を得て目的達成までの時間をショートカットし、そのノウハウを社内に溜めることができます。SEEDERがマッチングする人材が、課題解決まで伴走いたします。ご興味がある方はこちらへお問い合せください。