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Walking Therapist

長距離の散歩を習慣化することで
心身を常に良い状態に保とうとする生活者達

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概要:Walking Therapistとは?

インターネットに常時接続するようになった今、SNSうつとなる人が増えたり、さらにはパンデミックによって行動が制限されリモートワークを強いられるなど、過度な精神的ストレスが社会問題となっている。そのため、人々のメンタルヘルスに対する意識は高まり、多くの人がヨガや瞑想を行ったり、メンタルケアアプリなど様々なサービスを活用するようになった。そんな中、長距離の散歩を通して心を常に良い状態に保とうとする生活者が登場している。彼らは時間をかけて長距離を歩くことをルーティン化することで、心身を整えようとしているのだ。そこで、今回は彼らを「Walking Therapist」と名付け調査した。これまではヨガや瞑想などメンタルケアに特化した手段によって自身の心や体をより良い状態にすることが当たり前であった。しかし、実際に実践する上で体力や気持ちの切り替えなどが求められるため、誰でも簡単に日常に取り入れられるものではなかった。そのため、彼らは1日の中の歩くという行動に時間をかけることによって、日常の中でより手軽に精神状態を整えようとしているのだ。「Walking Therapist」を調査することで、日々の生活を行う上で必要な行動の中で行うケアの価値についての価値観が明らかになるかもしれない。

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SEEDERアナリストのコメント

小川紗季 アナリスト

今回は長距離の散歩を行うことによって心身の状態を整える「Walkinng Therapist」について調査しました。彼らは、心身のケアに特化した行動を取るのではなく、歩くという日々の習慣に時間をかけることによって、メンタルケアのために気持ちを無理に切り替えたりすることなく、日常生活の中でより手軽に心身を整えようとしています。彼らのような価値観が広がることによって、運動や食事など何かを消費すること以外に日常生活の中で当たり前に行う行動を心と体を整える時間として活用し、心身のケアを行う人が今後も増えていくかもしれません。

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