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SNOW-Girl

写真加工アプリ「SNOW」を積極的に活用する生活者

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概要:SNOW-Girlとは?

現在、女子高生をはじめとした若い女性を中心に、写真をより「可愛く」「映えるように」見せるための加工アプリの利用が当たり前となった。風景をキレイに撮影するためのアプリ、食べ物を美味しそうに撮るためのアプリなど、様々な場面で写真を「インスタ映え」させる加工アプリが普及している。
その中でも特に、顔を加工するアプリの登場によって、生活者は過去にはプリクラ機器などを使用する必要があったところを携帯一つで手軽に化粧をしているような写真を取ることができるようになった。
ただ、2015年ごろから、ネズミやクマなどの動物キャラクターを自分の顔にかぶせる加工をすることで、手軽に化粧をしている感覚以上のものを提供する加工アプリが女子高生の間で急速に流行した。それがSNOWだ。こうしたトレンドは、現在もインスタグラムなどのSNSでも流行し、クリエイターではない一般人も加工フィルターを作成してシェアすることも可能となった。さらには、自分の顔や服装をベースにアバターや顔文字を作る機能もうまれている。既存の化粧的な加工ではなく、あえてSNOWなどの+αの加工をする女子高生達、「Snow-Girl」をリサーチすることで、自身の写真・動画を加工する女子高生の価値観を分析し、女子高生がどのように自分を見せようとしているのかを調査した。

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SEEDERアナリストのコメント

牧島 夢加 フューチャリスト

写真加工アプリ「SNOW」を使って自分の見せ方を追求する女子高生に特化したトライブリサーチになります。彼女らの特徴的なインサイトとしては「盛りたいけど本物の自分と乖離していくギャップまでは生みたくない」といった声が見えてきました。あくまで自分の素材をどこまで活かしきれるのかといった限界探索であるのです。ここ最近の若者の間では、写真加工を一切行わないノーフィルターへの関心も高まっています。自分が許容できる範囲内での「微加工」需要から、若者が求める美意識のレベルを探るリサーチとしてお読みください。

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