日本国内外の先端事例や生活者トレンドをSEEDATA独自の視点で分析し、ブログ形式で配信しています。News

Single-Positive

従来の家族観とは異なり、結婚という選択肢を取らず、自身の生活を謳歌するベトナムのミレニアル世代

KeyWords
  • ライフスタイル
  • 働き方の変化
関連業界
  • 不動産
  • 教育
  • 消費財
国・地域
  • ベトナム

概要:「Single-Positive」とは?

ベトナムでは従来より、早期に結婚して親に自分の子供を見せることが家族 / 親戚の中での礼儀とみなされてきた。そのため、ベトナム人、特に女性は20代前半で結婚をすることが多く、都市部・農村部問わず早婚文化が根付いた国である。また、日本とは異なり結婚前の同棲が売春とみなされるなど、恋愛観に対して規律が厳しい側面がある。しかし、ここ数年ベトナムのミレニアル世代の間で、こうした家族や親類からの圧力を意に介せず、単身で生涯を送る選択を取る生活者が増えている。このような生活者たちを「Single-Positive」と名付けた。所得の向上や、職種の多様化などにより、従来のベトナムの家族観 / 結婚観とは異なる価値観での人生設計を選択する彼らにとって、理想的なライフスタイルはどのように変わっていくのか。「Single-Positive」を調査することでその行動や価値観を分析していく。

この記事の続きを読むには?

有料会員の方

こちらからログインしてください。

非会員の方

この記事を閲覧するには、月額会員(有料)に登録する必要があります。

SEEDERアナリストのコメント

高 澍(がおしゅう) アナリスト

今回は、ベトナムの伝統的な家族観 / 結婚観とは異なる価値観をもつミレニアル世代「Single Positive」について調査しました。ベトナムをはじめとした、東南アジア地域の文化的価値観の変化を読み解くことで、その他のアジアの国でもこうした市場価値の洞察が行えるのではないでしょうか。

SEEDATAアナリストに
質問・相談する
お問い合わせ