Neo-Emigrant
フルリモートで仕事をすることによって、
仕事も居住地もそれぞれ一番好きなものを選ぶ人たち
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概要:「Neo-Emigrant」とは?
フルリモートで仕事をすることによって、転職・退職することなく、好きな場所へ移住し、仕事とプライベートを両立する人々をNeo-Emigrantと名付けた。以前からフリーランスのエンジニアなどを中心に、オンラインで仕事をすることで、田舎や海外へ移住する人々が見られていたが、Neo-Emigrantは、移住前の会社でフルリモートで仕事をすることによって、仕事を変えることなく移住をしている点で彼らとは異なる。彼らはオンライン上だけでも仕事に必要な人間関係を構築できると考えている。そのため仕事の都合に合わせて職場のある都心部に住む必要はないと考えており、より暮らしやすい場所へと移住をする。コロナによって多くの仕事でリモートワークでも問題なく仕事ができることが明らかになった。リモートワーク化がさらに進めば、今後は仕事に縛られない自由な暮らし方を選ぶ生活者が増加するだろう。
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SEEDERアナリストのコメント
今回は、暮らしと働き方というテーマで、フルリモートによって、会社に属し同じ仕事をこなしたまま、プライベートを充実させるために移住をする、新しい働き方を調べました。
SEEDATAでは、トライブ「Neo-Emigrant」の調査を活用することで、以下の領域で新しい示唆を得ることができると考えています。
▶未来の仕事観や生活観について予測することができる
これまで人は居住する場所を仕事によって決められていましたが、「Neo-Emigrat」のような働き方がメジャーになると、プライベートの都合で居住先を決められるようになります。すると生活における仕事のあり方が変化すると考えられます。「仕事をするとき」に求められる商品が変化するのはもちろんのこと、ひいては生活者の価値観全般に変化が生じるかもしれません。
▶ オンライン上でのコミュニティ運営に活用
オンラインで会議や文章などのやりとりが簡単にできるようになった現在、フルリモートを阻むのはコミュニケーションや企業文化伝達の問題だと言えるでしょう。「Neo-Emigrant」のオンライン上でのコミュニケーション方法を探ることによって、オンライン上でのコミュニティ運営に求められるものが明らかになるでしょう。
このトライブについて実際に現地の生活者に話を聞いてみたい、あるいは関連した動向についてもう少し知りたいなどがありましたら、お気軽にSEEDATAまでご相談下さい。