日本国内外の先端事例や生活者トレンドをSEEDATA独自の視点で分析し、ブログ形式で配信しています。News

デジタル・ミニマリスト

常時オンライン接続が当たり前の時代に
自分にとって意味のある時間を作るために
デジタル・テクノロジーと距離を置くアメリカの生活者

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概要:「デジタル・ミニマリスト」とは?

デジタル・ミニマリストとは、スマホ・SNS・サブスクリプション・サービスからあえて距離を置き、本当に必要不可欠なテクノロジーのみを選別し生活の中で使う人々のことである。言い換えれば、常時オンライン接続が当たり前になっている現代において、自分にとって有意義な時間を取り戻すことを目指す生活者たちである。ミレニアル世代の若者たちは、スマホによって常に「何かをしなきゃ(DO MORE)」と思わされる状態にうんざりし疲れきっている。こうしたストレスへの対処法は、外部からの誘惑に従ったなんとなくの行動ではなく、自らの意図的な時間の使い方を増やすことにある。2010年代に大きく注目された瞑想を実践する人々は、自らの呼吸に注目することで、この意図的な時間を生み出している。デジタル・ミニマリストたちは、そもそもこの誘惑を減らすために、スマホやSNSから距離を置いて暮らす先進的なライフスタイルを実現する生活者だ。

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SEEDERアナリストのコメント

藤井 陽平 取締役

マインドフルネスという世界中で共通するメガトレンドの一つの具体的な行動として、デジタル・デトックス、そして今回ご紹介したデジタル・ミニマリズムという考え方が出てきています。これを単純にテクノロジーとの付き合い方として捉えるのではなく、ミレニアル世代が求める有意義な時間の使い方は何か?という問いに変換してみると、より広範囲に活用することのできるインサイトの分析につながる調査になるでしょう。

このトライブについて実際に現地の生活者に話を聞いてみたい、あるいは関連した動向についてもう少し知りたいなどがありましたら、お気軽にSEEDATAまでご相談下さい。米国や日本に暮らすデジタル・ミニマリストのインタビューはもちろん、テクノロジーと心の健康というメガトレンドに関連するより本格的な調査・レポート作成が可能です。

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