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DAOエコノミスト

DAOにおいてボトムアップ型で自ら仕事を生み出しながら
トークンインセンティブを受け取って働く生活者たち

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概要:DAOエコノミストとは?

近年、WEB3.0の登場によりNFTなどのトークンエコノミーが発展している。トークンを介してインセンティブが与えられることによって、従来は報酬が発生しなかったような組織内のコミュニケーションの調整や仕事として名前のつかないような作業にも適切に報酬を受け取れるようになってきている。そうした中、会社組織に属さず、DAO(Decentralized Autonomous Organization・分散型自律組織)に参加しボトムアップ型で自ら仕事を推し進めて、トークンによって報酬を受けとって働いている生活者が登場している。そこで、今回は彼らを「DAOエコノミスト」と名付け調査した。彼らはDAOならではの上下関係なくボトムアップに働ける風土や、コミュニティ内の調整役としてDAOを活性化させていることなどに充実感を感じている。仕事とも趣味ともボランティアとも違った働き方を実践する彼らを調査することによってこれからの働き方に関する新しいアイデアのヒントが得られるかもしれない。

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SEEDERアナリストのコメント

林 直也 アナリスト

コロナ禍によってリモートワークをはじめ副業やフリーランスなど働き方の変化は加速し、コミット度合いや報酬なども個人の裁量が大きくなってきています。こうした背景から、今回の調査では、トークンによって民主的に運営されているDAOでのボトムアップ型の働き方に着目しました。DAOエコノミストについてより深く調査することによって、トークンエコノミーにおけるインセンティブの獲得や個人裁量での働き方に関する示唆が得られるでしょう。

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