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3D プロデューサー

3Dプリントを駆使して身の回りのもの全てを自主生産したり修理・改善し続ける生活者

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概要:3D プロデューサーとは?

数年前3Dプリンターの登場が話題になり、技術発展が進む中でよりその活用の幅や精度が拡大・向上している。3Dプリンターはその使用用途から、家庭用や工業用まで多様な種類が展開されているが、近年サステナブルな暮らしに対する生活者の意識が高くなる中で特に家庭用の3Dプリンターへの関心が高まっている。簡単なアクセサリーや日用品であれば自宅でも作成が容易である点でサステナブルな消費を行うことができる。その中で、この3Dプリンターをより使いこなすことで、日常で消費するものだけでなく住宅や車などの生活インフラまでも3Dプリンターで生産したり、モノの修繕に活用することでよりサステナブルかつ自給自足の生活を追求する生活者を「3Dプロデューサー」と名付けた。大量消費社会の中でどのようにサステナブルな暮らしを実現していくのか、これからのサステナブルな消費の中で行われる自家生産行動はどのように変化していくのかを、このトライブの調査をすることで明らかにすることができるだろう。

 

 

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SEEDERアナリストのコメント

佐々木 健眞 アナリスト

今後彼らを調査していくことで、生活者にとって自分で作りたいもの / 購入したいものの線引きが明確になると思いますし、生活者の今後の消費購買の価値観がより浮き彫りになると考えられます。それらの発見を通じて、例えば食料品開発やデリバリーサービスなどのあり方が変わっていくことも考えられますし、住宅環境において備えなければならない設備や機能など、暮らし方の未来も大きく変わっていくのではないでしょうか。

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