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食リッチ v1

作り手としての独自の価値観により新しい「美食」を探求する料理人たち

KeyWords
  • エシカル消費
  • 富裕層
  • 朝食
  • 調査済み・レポート有り
  • 贅沢品
関連業界
  • 飲食
国・地域

概要:食リッチ v1とは

これまで美食という言葉は、「綺麗・高級・一等地」といったイメージに代表される存在だっただろう。指定されたドレスコードに身を包み、高級食材を扱っている三ツ星評価を受けた店に富裕層が足を運ぶシーンが思い浮かぶ。こうした食事を、美食家が食業界の門番として評価し、いわゆるステレオタイプな美食は守られてきた。しかし、例えばテレビ番組「汚なトラン」では、店回りは汚いが味は美味しい店を紹介。これまで考えられてきた美食とは異なる食の価値が、評価されるようになってきている。すなわち、食において「名より実を取る」考え方が広まっている。この考え方は、これまで美食と考えられていた高級食も例外ではないだろう。美食や高級食の再定義が求められている。本調査では、プロのシェフに視点を当てる。プロのシェフが作り手ではなく、食べ手として彼らが足を運ぶ店選びの基準やそこでの料理に対する評価は、単なる食べ手としてだけではなく、「食の作り手のプロ」としての考え方が加えられるはずだ。作り手として食を極めた彼らが選ぶ食とは何か。彼らは食からどんな価値を見出しているのか。これまであまり知られていなかったシェフの食べ手としての価値観を知ることで、プレミアム食のこれからを探ってみたい。

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SEEDERアナリストのコメント

佐野 拓海 チーフ・プロデューサー

本レポートは、プロのシェフは普段何を食べているのか?食べ手として、何にこだわっているのか? という疑問から、調査をスタートしました。一般的に、プロのシェフは作り手としてのこだわりが注目を集めます。しかしこれは、プロのシェフの食べ手という側面にスポットライトを当てました。作り手として食を極めた彼らが、一人の生活者として選ぶ食とは何なのか?そこには食の未来のヒントが隠れています。食品業界に携わる商品開発・マーケティング担当者、研究者の皆様、ぜひ本レポートをご賞味くださいませ。

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