日本国内外の先端事例や生活者トレンドをSEEDATA独自の視点で分析し、ブログ形式で配信しています。News

貯筋族

介護生活を忌避して、
日常的に身体機能の増進に取り組む生活者

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概要:貯筋族とは?

人生100年時代という言葉が世に広がり、健康寿命を延伸しようと意識する生活者が増加している。街中のドラッグストアでも、40代〜70代くらいの人を対象とした老化を防止するための健康サプリメントを多く見かける。この背景には、長く生きられるからこそ病気や怪我のリスクも増大することが予測される中で、これまでのように年金だけでの暮らしをあてにすることができない、という不安が存在するといえる。 今回は、健康寿命が延伸する社会の中でも特に避けたいと感じる人の多い介護生活を忌避するべく、 日常的に身体機能の増進に取り組む生活者を「貯筋族」と名づけ、調査をした。
老後も最低限の健康を保ち続けることで自立した生活を送り、精神的にも金銭的にも余裕をもつために、日々の生活の中から身体を鍛えて病気や怪我を予防する「貯筋族」の価値観や行動分析を通して、 ヘルスケアやセルフメディケーション、スポーツ市場の新たな未来へのヒントが見つかるだろう。

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SEEDERアナリストのコメント

加藤 槙子 プロデューサー

本レポートでは、シニアの未病・予防行動の特徴と、その背景にある健康観に着目しました。もっとも印象に残っているのが、「リタイア後は今までできなかった旅行がしたい、だから70代でも動ける身体でいたい」という発言です。健康寿命の延伸、リタイアの高年齢化などが進むいま、現役・老後といった明確な区別がなくなり、いつまでも独立して充実した生活を送りながら歳を重ねていくというライフスタイルに合った商品やサービスが求められています。本レポートにご興味を持たれた方は、シニアの理想のライフスタイルを洞察した「おてんばマダム」もお手にとっていただくことをオススメします。

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