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早育ママ

できるだけ早く教育的配慮を子どもに図ることで、
その人生を豊かなものにしようとする親たち

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概要:早育ママとは?

いい教育を受け、いい人生を送ってほしい、子どもにそう考える親の愛は古来から普遍的だ。それに応えるように、教育産業もまた持続的な発展を遂げてきた。教育の中でも早期教育、できるだけ早く教育的配慮を子どもに図ることで、その人生を豊かなものにしようとする親のトライブが「超早期教育する親」だ。
この世に子どもが生を受ける前の教育として胎教が一部に定着しているのは既知のとおりだが、生後の教育の早期化も著しい。乳児向け知育は、生まれて数ヶ月の赤ん坊すらその対象にしている。たとえばスマホを使ったアプリによる知育など、その方法の中にはITを用いた先進的なものも多い。また、英語で幼児保育・教育を行う施設は「プリスクール」という通称を得て、2000年代後半からポピュラーになりつつあるようだ。このような施設では、早いところでは1歳や2歳から子どもを受け入れ、将来のバイリンガルを目指して英語を用いた保育・教育を行うという。彼らは子どものためなら際限なくリソースを割けるという考え方の持ち主であり、またその世界観も国際的に開かれているのだ。

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SEEDERアナリストのコメント

牧島 夢加 フューチャリスト

早期教育に力を入れるママたちは目の前のお受験目的だけではなく、大人になっても通用する素養を求めたロングスパンでの教育期間を設けていることがこのトライブからは発見されています。また、ここ数年個人の嗜好に合わせたパーソナライゼーション型の商品開発があらゆる業界で誕生してきていますが、「人気の通信教材を頼んでみたものの子どもが一切興味を示さなかった」など、教育にも子どもに対するパーソナライゼーション需要が大きく見出されています。早育ママたちの義憤に触れられるレポートとしてぜひお読みください。

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