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戦友レジデント

同じ目標を持つ人同士で共に暮らし、励まし合うZ世代

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概要:戦友レジデントとは?

ダイエットや資格取得など、同じ目標を持つ人々と一緒に生活し、お互いに鼓舞し合うような生活者を「戦友レジデント」と名付けた。理想の自分になるためにやるべきことがわかっていても、YouTubeやTikTokなどのコンテンツをながら見してしまうことに罪悪感や不満を募らせるZ世代が増えてきている。そこでつい怠けてしまう自分を監視し、お互いに励ましあえるような存在を身近に求めるようになっている。Instagramではキラキラとした自分を呈示できるものの、日常生活を共にする相手には自分のダメなところも露わになる。ありのままの怠惰な自分を共有し、お互いに高め合えるような関係を提供する場として、シェアハウスが機能しつつある。これまで生活者は安く生活するためにシェアハウスを選んでいたが、これからはそこにいる人々と暮らしたいから、と同居人を基準にシェアハウスへの居住を選択するようになるかもしれない。

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SEEDERアナリストのコメント

小川紗季 アナリスト

▶ 複数人(3〜20人など)で共同利用することを前提とした大型プロダクト

これまで、自宅に置くには十分なスペースがなかったり、高価で手が届かなかったりしたような製品がシェアハウス単位で購入されるようになるかもしれない。例えば家の中に運べるように組み立て式で設計されたトレーニングマシーンや、大型の美容家電などが企業のみならず生活者にも求めらるだろう。

 

▶ 頑張る居住者を監督するコーチの派遣サービス

シェアハウスの居住者同士で知識を集め、叱咤激励し合うことに加えて、定期的にプロを派遣することでより専門的なアドバイスが可能となる。栄養管理士やジムのトレーナー、塾講師など、目標に応じた専門家を定期的に呼べるようなサブスクリプションも考えられる。

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