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共感ラバー

同じ感情や空間を共有し、「共感」を重要視する人たち

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概要:共感ラバーとは

近年、渋谷におけるハロウィンの仮装やワールドカップでの騒乱をみると、同じ感情や空間を共有することに対して価値を感じる、「共感」を重要視する人々が増えてきている様に感じる。こうした共感を重んじる動きは、宗教的儀式に通じるコミュニタスの考えに依拠すると見られている。人々は、他の人々と同じ服装や同じ目的をもって自然発生的に集合し、解散していく。古くは祭りや巡礼、一揆などから見られたこれらの行動は、今もなお様々な出来事やイベント時に発生している。情報接触の方法が大きく変化している現代におけるコミュニタスは一体どういったものであるのか。我々は共感ラバーへの調査を通じて解明していく。
共感ラバーへの調査から、現代に生きるひとが求めている熱狂や共感の方法が見えてくるのではないか。そして本調査結果は、共感と親和性のあるSNSやイベント・芸能業界及び、ファッションや飲食メーカーにおけるプロダクトやコンテンツ制作の新たな洞察が得られるだろう。

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SEEDERアナリストのコメント

梅澤 健二郎 アナリスト

instagramでの友人とのダンス動画の配信や、youtubeでのスノーボードの解説動画の発信など、多くの映像が生活者によって創作されるようになりました。本レポートでは、こうした生活者主導のコンテンツ発信にフォーカスし、彼らが動画を投稿するモチベーションや、感じているメリットについて深掘りました。「共感」を切り口に、いいねやコメントを貰うためにどういった工夫を行っているのか、SNSなどのプラットフォームを通じて共感されることはどういった価値があるのかの分析から、コミュニティ形成やオンライン上のやり取りから購入意欲をつくるポイントなどについて洞察しております。これからのコンテンツ視聴に関する示唆をもっと得たいという方は、視聴者側のインサイトを分析した「ライフスタイル・ウォッチャー」と合わせてお読み頂くことをおすすめいたします。

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