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プロインターン

数多くのインターンシップに参加し、
自らの能力を高めることに徹する学生たち

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概要:プロインターンとは?

採用活動の一環としてインターンシップを設ける企業が激増している。企業はそれまでの書類や画一的な面接では採用できなかった、ユニークな才能を持つ学生を発見すべく趣向を凝らす。それは同時に、学生にとっても、それまでの基準では力を発揮できなかった個性を発揮することができ、またインターンシップに参加することによって他の学生が得られない経験を積んでいく機会となる。そのような状況の中で、インターンシップという経験を愛し、多い人では十数社ものインターンを経験する、プロインターンとでも呼べるような学生も存在してきている。彼らは首都圏の上位と呼ばれる大学に所属していることが多く、自分の経験を言語化することや、インターンで行われることの多いグループで一定の結果を出す取り組みに向かう能力に長けている。また、その能力はインターン参加によってより磨かれていく。結果、より多くのインターンシップを経験する可能性を高くしているのだ。彼らの活動は、学業に打ち込む学生・部活を頑張る学生・学生団体やNPOなどで活動する学生のどれとも、ある程度の共通点と、他にない相違点を有している。就職活動の多様化の中で生まれたプロインターンというトライブを調査することで、従来の調査にはない新しい学生像を浮かび上がらせることができるだろう。

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SEEDERアナリストのコメント

横山 智 インキュベーター

プロインターンは、インターン制度を、就職活動の手段ではなく、キャリアの第一歩として捉え、能動的に働く社会人と同じ目線で業務にコミットしています。大学の4年間を人生最後の夏休みとして捉えるこれまでの学生からは変化しつつある学生の実態を捉えることで、インターン制度、新卒採用の制度設計に活用することができます。

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