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ファンファバー

自分自身の楽しさや、自分なりの理想を掲げながらものづくりに取り組む人たち

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概要:ファンファバーとは

3Dプリンターやレーザーカッターなどの工作機械や、CADソフトなどのデザインシステムの普及により、工場などの特殊な製造設備を用いることなく、自宅や自前のガレージ(ラボ)でものづくりを行う生活者が増加している。昨今ではデジタルファブリケーションと呼ばれるこうしたものづくりのあり方を実践する生活者の中でも、自分自身の楽しさや、自分なりの理想を掲げながらものづくりに取り組む人たちを「ファンファバー」と定義した。彼らは仕事として、趣味として、生活の一部としてものづくりに取り組んでおり、一言でものづくりと呼んでも、その目的や意識は多岐に渡る。こうした、様々なものづくり行動を通じたファンファバーの営みを紐解くことで、さらにものづくりが一般化した未来における、人々のモノの使い方、手に入れ方を見通す。本調査結果は、製造業やDIY産業は元よりモノを媒介としたSNSコミュニケーション業界などに転用可能な新たな示唆を与えるだろう。

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SEEDERアナリストのコメント

加藤 槙子 プロデューサー

本レポートでは、「個人の趣味としてのものづくり」というトライブの行動を通じて「ワークスタイルの変化」そして「カスタマイズ消費に求めること」について幅広く洞察しました。トライブがものづくり行動に感じる「楽しさ」や「合理性」が、たとえば平日の働くシーンで求められる気分転換の飲料のニーズや、モノの購買に対する義憤(「もっとこうだったりいいのに」という強い疑問や思い)のヒントになることと思います。働き方の変化については「ハードノマド」や「REWORKER」もぜひあわせてご覧ください。

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