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バーチャル育児家

オンラインコンテンツやデジタルアプリを積極的に利用し、
子育てに奮闘するミレニアルの親世代

関連業界
  • IT
国・地域
  • アメリカ

概要:“バーチャル育児家”とは

アメリカでは今まで親戚や隣近所の子供をベビーシッターとして雇い、子育てに助けてもらうのが一般だった。しかし、デジタルネイティブと呼ばれるミレニアル世代において、オンラインリソースを活用し、ベビーシッターはいつでも繋がるYoutuberを利用したり、お金管理などの教育はアプリを活用したりすることで子育てを行なっている。その結果、ジェネレーション・アルファと呼ばれるミレニアル世代の子供たちは親世代よりも早くもインターネットを使いこなし、オンラインで得られた情報や知識によって早い段階で子供の自立を促すことができることが価値として考えている。我々はこのようにインターネットリテラシーの高いミレニアル親たちを「バーチャル育児家」を名付けている。

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SEEDERアナリストのコメント

林 直也 アナリスト

今回はインターネットやデジタルアプリを駆使し、子育てするミレニアル世代の親たちについて調べました。今まではミレニアル世代において健康や美、購買行動、生活スタイルなど様々な分野について分析してきました。一方、ミレニアル世代が親として子供に対する教育観や教育手段などに関連し、分析したものは数多くないため、ミレニアル世代の親と、彼らの子どもであるジェネレーション・アルファ世代はとても興味深い生活者だと考えます。

教育や買い物、仕事など物事がオンライン化に移行しつつ現在社会において、次世代子に向けた商品・サービは今までのマーケティングやコミュニケーション手段ははるかに変わっていくでしょう。このトライブを深掘りし、親だけではなく、子供に向けた商品・サービスに活用できそうなアイデアを作るためのヒントを得ることはできるのではないでしょうか。

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