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ネオ・アクティブシニア

ゲームやSNSを通じてオンライン上で
社会的交流を楽しむシニアたち

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概要:ネオ・アクティブシニアとは?

フィンランドのアールト大学と英オックスフォード大学の研究チームによると人の交友関係は通常25歳がピークで、その後何十年もキャリアと家庭を築くことに集中し、定年を迎えるころには社会的コミュニティとの繋がりはほぼなくなるという。定年後、新たに地域や社会のコミュニティへ参加するには多くの時間や労力がかかってしまう。そんな中で、オンラインサービスを活用してコミュニケーションを楽しみ、社会的繋がりを作ろうとするシニアが登場している。彼らはオンラインゲームやシニア向けSNSを活用してオンライン上で交友関係を築いているのだ。そこで、今回は彼らを「オンラインアクティブシニア」と名付けた。彼らは現実世界で地域間のコミュニティを探し、参加するのではなく、オンライン上で気軽に参加でき、永続的に繋がれるコミュニティに参加することで、現実世界では実現できない交友関係を実現できると考えているのだ。オンライン上でコミュニティを作り、ゲームやスポーツ、芸術などを通じてコミュニケーションをとることで、家族や若者との関係構築を可能にしている。彼らを調査することで、これからのシニアにとってのコミュニケーション体験やオンライン体験に関する新しいアイデアが得られるだろう。

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SEEDERアナリストのコメント

小川紗季 アナリスト

今回はゲームやSNSを通じてオンライン上で社会的交流を楽しむシニア「デジタル・アクティブシニア」について調査しました。彼らの特徴として、これまで地域間や仕事などに存在した現実世界のコミュニティに参加するのではなく、ゲームやSNSを通してオンライン上のコミュニティに参加し、社会的繋がりを築いているということが挙げられます。彼らの価値観を調査することで、これからのシニアのオンラインコミュニケーションに関する新しいヒントが得られるかもしれません。

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