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スコアネイティブ

常にソーシャルスコアを気にして
消費行動を行うZ世代の生活者

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国・地域
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概要:スコアネイティブとは?

スコアリングという言葉が叫ばれだしたのは中国の芝麻信用(セサミ・クレジット)がきっかけだった。もともと偽物の商品や詐欺に近い取引が蔓延していた中国では信用スコアがすぐに人々に受け入れられ、日々の生活が非常に便利になると話題になった。日本や欧米に老いてもデジタルサービスが社会一般に普及したからこそ、顔を合わせずに商取引を行う際、クレジット(信用)は欠かせないものになった。例えば、メルカリなどでも自分の出品者、購入者としてのスコアを気にしている人は多いであろう。このように、常にソーシャルスコアを気にして生きていかなければいけないZ世代の生活者が増えているのだ。このような人々を「スコア・ネイティブ」と名付けた。スコア・ネイティブはスコアリングされていない商品をスコアリングされていない業者から買うことを恐れる。例えばスニーカーを買うときはSNKRSでスニーカーの商品レビューや時価を確認し、その後に販売者のスコアを確認してから購入すると言った具合だ。スコアネイティブはどのような消費行動をしていくのかを、このトライブの調査をすることで明らかにすることができるだろう。

 

 

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SEEDERアナリストのコメント

高 澍(がおしゅう) アナリスト

今回は、普及し始めているスコアリングという仕組みが、今後はその使用方法や活用目的がよりエクストリームになっていくのではないか?という仮説を元にトライブを考察してみました。事例でもご紹介をしたような、レビューサイトのあり方が変わっていくという方向性も考えられますし、よりAIの活用というのも考えられる可能性があります。

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