日本国内外の先端事例や生活者トレンドをSEEDATA独自の視点で分析し、ブログ形式で配信しています。News

シャリオ(断捨離男)

モノを捨てることをいとわず、積極的に断捨離をする生活者

KeyWords
  • シェアリング
  • ライフスタイル
  • 調査済み・レポート有り
関連業界
  • コンテンツ
  • 消費財
国・地域
  • 日本

概要:シャリオ(断捨離男)とは?

生活に必要最低限なもののみを確保し、それ以外は積極的に捨てることで、快適な環境や生活を持続させることを目指す考え方。やましたひでこ氏の「断捨離」やこんまりこと近藤麻理恵氏の「人生がときめく片づけの魔法」など、「捨てる」思想が女性の間で話題になって久しい。この波は男性にも及び、もはや性別を問わず、捨てることが重要なキーワードの一つとなっている。
類似する概念として、必要最低限のもののみで暮らす「ミニマリスト」への注目が最近にわかに高まっているが、本サーベイで特に注目したいのは、ものの購入自体を控えがちなミニマリストよりも、購入はするが同時に廃棄も頻繁に行う、ものを捨てることへの抵抗が薄れた存在としての「シャリ男(断捨離男)」である。彼らがものを買う/捨てる基準、あるいは手元に残すものの基準などは、現代人に向けた企画や商品開発に示唆深いだろう。

この記事の続きを読むには?

有料会員の方

こちらからログインしてください。

非会員の方

この記事を閲覧するには、月額会員(有料)に登録する必要があります。

SEEDERアナリストのコメント

横山 智 インキュベーター

シャリオは、一般生活者とミニマリストの中間に位置し、購入も廃棄もあえて頻繁に行う生活者として定義されています。ユニークでありつつもシャリオ以外にも普及しうる合理的なモノの購買基準や自宅空間の捉え方、断捨離をきっかけとした行動変容(キャリアチェンジ)からは、商品開発のみならず、住宅空間、toC向けサービス(特にシェアリング分野)の設計にも示唆も得ることができます。

SEEDATAアナリストに
質問・相談する
お問い合わせ