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シニア・ウォーリアー

労働に対する旺盛な意欲を元手に定年後もビジネスに携わり続けために、
再雇用や起業という形で現場に留まり続けるシニア世代。

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  • 働き方の変化
  • 調査済み・レポート有り
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概要:シニア・ウォーリアーとは?

戦後の日本でがむしゃらに働き、この国の急激な復興と成長を支えてきた団塊の世代。2000年代後半から、彼ら団塊の世代が徐々に定年を迎え、第二の人生を模索し始めた。それまで、定年後といえば「年金を元手に悠々自適に穏やかな生活を送る」というようなイメージが強かった。しかし現在の老年世代には、その労働に対する旺盛な意欲を元手に(あるいは、人によっては労働以外にやることを持たないために)定年後もビジネスに携わり続けたいと望み、再雇用や起業という形で現場に留まり続ける人も多い。仕事を続けていることで、自由に使える金銭は比較的多いことが想定される一方、可処分時間は働いていない同世代に比べて少ない。趣味に使う時間やお金は少ないが、無理なく労働を続けていくためのコストは払う。そんな彼ら老年の現役労働者「シニア・ウォリアー」に必要とされるサービスやプロダクトは、若いビジネスマンや定職を持たなくなったシニア世代の両方と微妙に異なるものだろう。シニア・ウォリアーが求める武器や防具はなんなのか、彼らの生活サイクルや思考様式の分析を通じてその手がかりを探る。

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SEEDERアナリストのコメント

宮井 弘之 代表・ファウンダー

70歳、75歳になってもアクティブに働き続けると考えられるシニア層を「シニアウオリア」と命名し、その消費トレンドについて考察したのが今回のレポートです。彼らのインタビューからわかった共通の価値観は「長生きすることが嬉しくない」という考え方です。簡単にいうと、長生きすることはリスクであり、「いったい自分は何歳まで生きてしまうのか」とむしろ不安要素を抱えています。今後は寿命ではなく、健康寿命にフォーカスがあたっていく未来について分析しています。弊社にはシニアウオリア(男性)の他に、シニアトラベラー(男女)、おてんばマダム(女性)もありますので、シニア系の新規事業、新商品・新サービス開発をお考えの方はそちらも合わせておすすめします。

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