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シニアトラベラー

国内外の旅行を頻繁に楽しみ、
旅行に対し独自のニーズを持つ50〜70代のシニア層

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概要:シニアトラベラーとは?

旅行を趣味とする人たちは昔から数多く存在する。また、旅行をするのに十分な裕福さと時間的余裕を備えた存在として、シニア層を狙うというのも、従来から観光業の主要施策ではある。しかし、世界との距離が急速に縮まっているいま、その観光ニーズに正確に答えきっているという自負がある旅行会社はまだ多くないのではないだろうか。
「シニア・トラベラー」は、国内外の旅行を頻繁に楽しむ60代という、典型的なアクティブシニアのトライブだ。前述のとおり、彼ら彼女らは旅行を楽しむあらゆる余裕を備えているが、その潜在的な旅行ニーズを具体的な行動につなげることはまだまだできていない。国内だけで働いてきたシニアにとっては、世界の観光地といえば未だにハワイやヨーロッパぐらいしか思い浮かばないかもしれないし、一番ラクで得な旅行プランを選ぼうにも、ウェブ上の膨大な情報から見つけ出す、あるいはウェブへのアクセスそのものすらできない場合すらあるのだ。
彼らが何を基準に旅行を思い立ち、それをどう実現に向けて具体化していくのか。そのボトルネックは何なのか。既に先進的な消費者像としての適切さが保証されているトライブなだけに、彼らへの綿密な調査結果を手にすることが観光業界にとってに意味のあることは間違いない。

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SEEDERアナリストのコメント

王 銘浩 インキュベーター

昨今のメディアでも取り上げられている定年70歳時代を見据え、本レポート調査時のテーマとしても、健康寿命が伸びた未来において、プライベートでアクティブなシニアの価値観を洞察するために、我が国の主要産業である観光業の観点から、積極的に旅を行うシニア生活者の調査を行いました。現在の一般的なシニア生活者においては、「旅行をするにしてもハワイかヨーロッパしか思いつかない。」「一番ラクで得な旅行プランを選ぼうにも、WEBでの検索の仕方がわからない。」といった課題を抱えている中、先進的な旅行行動を行うシニアトラベラーにおいて、彼らが何を基準に旅行を思い立ち、それをどう実現に向けて具体化していくのか。そのボトルネックは何なのかを深堀ることで、観光事業のみならず、未来のシニアの購買行動に対してどのようにアプローチを行うべきかのヒントとしてご活用いただけます。

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