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カリスマレビュワー

口コミサイトで熱心にレビューを書き続けることで、
一定の評価を得るようになった特定商品・サービスの
ヘビーユーザーたち

KeyWords
  • 調査済み・レポート有り
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  • 情報
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  • 日本

概要:カリスマレビュワーとは?

インターネットの普及による変化のひとつに、それまで一握りの人にしかできなかったことが、すべての人にできるようになったことが挙げられる。代表例のひとつが「レビュー」だ。
その中でも、レビューを熱心に書き続け、他のユーザーの間で評価されるまでになった「カリスマレビュアー」という存在がいる。彼らは膨大な質量の文章を書き続けて他ユーザーから信頼を得、それをモチベーションにさらなるレビューを記す。それがさらに評価され…というサイクルを繰り返しているのだ。そして彼らの中には、インターネット外でも有識者と目されるようになった者が存在する。レビューは、過去には評論家の専売特許として捉えられていたが、現代社会ではこうした「カリスマレビュアー」、つまりさまざまな商品・サービスに対し専門家と化したヘビーユーザーの声こそが、生活者にとってより身近な視点として幅広く支持されている。そして、カリスマレビュアーのレビューにより、さまざまな店舗・商品のの売り上げが大きく影響を受けているという現状がある。
こうした影響力の大きいヘビーユーザー達の価値観、そしてそれを見る生活者の価値観を分析することで、今後のレビューやマーケティングにおける示唆、そして、更なる新しいプラットフォーム創出の示唆をまとめた。

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SEEDERアナリストのコメント

牧島 夢加 フューチャリスト

このトライブでは口コミサイトの普及と共に誕生した、独自の着眼点や表現方法を用いながら客観的なレビューを発信することに長けている生活者たちを調べました。近年、企業や公式サイトが発信する内容は参考にできないといった生活者の声が広がり、彼らのようなレビュアーの存在が購買行動の媒介者として注目されています。そんな彼らはいちサービスのファンでありながら、いち読者の代弁者であるといった考えの元、「サービス開発側と読者側の両視点を意識して届けている」ことが特徴的な価値観として見出されました。今やインフルエンサーという存在ですらPR案件であることが発覚した瞬間煙たがられる場面が増えているからこそ、信用される情報の届け方、自社ブランドとユーザーを繋ぐキーパーソンの作り方についてヒントになるかと思います。

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