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アーバンサウナー

サウナを1日の終わりや休日のリフレッシュに利用するのではなく、
遊びのブレイク(中間休息)感覚で利用する生活者

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概要:アーバンサウナーとは?

2017年頃から、東京を中心にサウナがちょっとしたブームになっている。プロサウナーという肩書きの生活者が登場したり、下北沢の高架下でウィンターサウナのイベントが開催されるように、若い人を中心にサウナが人気を集めている。サウナ自体は1000年以上の歴史のある伝統的な蒸し風呂であるが、最近は若い人を中心に、サウナの使い方が変化を遂げつつある。 実際に休日や平日の銭湯に行くと、20-30代が友人と訪れている姿が目につく。彼らの特徴は、サウナを1日の終わりのリラックスや休日のリフレッシュに利用するのではなく、遊びのブレイク(中間休息)感覚でサウナを利用している点だ。お昼頃から遊びに出かけ、その後に銭湯に行きサウナに入り体を整えて気分を切り替えた後に、飲みに出かけたり、食事に出かける行動を取っている。従来のサウナの使い方とは異なり、遊びの中間にサウナを置いているのである。中間休息的にサウナを活用する人たちをアーバンサウナーと名付けた。アーバンサウナーの調査から、生活中のリラックス感の変化や、若者の1日の過ごし方の中で休憩時間をどう捉えているのか、オンとオフの感覚の考え方について調べていく。

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SEEDERアナリストのコメント

藤井 陽平 取締役

本レポートでは、2019年ごろから日本でブームになったサウナに着目し、リラックスのあり方を分析したレポートです。サウナを一日の締めのくつろぎとして活用するのではなく、一日の遊びの途中に活用するなど、締めではない、休息の使い方が見えてきました。本レポートでは、サウナの瞬間だけでなく、その前後に何を求めているかを分析しているため、休息を味わえる一日の顧客体験の作り方のヒントが示唆されています。サウナに限らず、リラックスという観点でサービス・商品開発等に広く活用できるレポートです。
関連するレポートに心のコンディショニングに特化した「マインドチューナー」というレポートもありますので、合わせてご覧ください。

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