ロケーション・クラブ
何をするかではなく出会いそのものを楽しむために偶然と新しさを求めて場所選びを行う生活者たち
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概要:「ロケーション・クラブ」とは?
近年、SNSの普及によりオンラインで過ごす時間が多くなったことによって若者たちは孤独感を感じつつある。また、新型コロナウイルスの影響によって、日常的に会社や学校に行って直接的なコミュニケーションを取ることができなくなった。オンラインの交流が大半を占めるようになったことから若者は孤独感を感じ、直接的なコミュニケーションを求めてより多様な人が利用する場所に集まるようになっている。彼らは空港など娯楽と仕事どちらも充実させられる機能が備わっている様々な人が集まる場所に行き、偶発的な出会いを楽しんだり、そこで新しいコミュニティを作り、自身の趣味や活動を行なっている。そこで、今回は彼らをロケーション・クラブと名付け調査した。彼らの持つ特徴的な価値観として、場所を選ぶ基準が何をするかという目的ではなく、食事や娯楽、仕事など目的が場所に制限されず、様々なパーソナリティを持つ人と出会うことができるかどうかが基準になっている。彼らを調査することで、これからの若者がオフラインでのコミュニティや娯楽に求めることが明らかになるだろう。
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SEEDERアナリストのコメント
「 ロケーション・クラブ」の調査はブランドコミュニティの構築にも活用することができるかもしれない。例えば、SNSからは一切情報発信をせず、店舗のみで購入可能な商品や、店舗に行かないとわからない商品ラインナップなど、オフラインでの消費体験が今後重視されていくかもしれない。