日本国内外の先端事例や生活者トレンドをSEEDATA独自の視点で分析し、ブログ形式で配信しています。News

ミスターコレクター

ある特定のモノを
マイルールに則って集める生活者たち

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概要:ミスターコレクターとは?

2010年には「断捨離」が、2015年には「ミニマリスト」が流行語大賞にノミネートされた。モノに溢れた世の中において、モノを極力減らしていこう、シェアでもいいのではないかという流れが確実に起きている。その流れの中で、人々はモノを持たなくなってしまうのか、ミニマリストの行き着く先はどこなのか、というのが本リサーチの発端である。ミニマリストの対極にある存在が、好きなモノに囲まれて暮らしたいと考えるマキシマリストである。マキシマリストの中でも、こだわりやルールを持って、ある特定のモノを集める人たちを「Mr.Collector」と名付け、調査をした。世の中がミニマリズム化していく中で、彼らはなぜモノを集め、増やしていくのかに迫った。

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SEEDERアナリストのコメント

佐野 拓海 チーフ・プロデューサー

私たちは日々ブランド開発を行う中で、事業としてはLTV(顧客生涯価値)やリピート率の向上を目指す必要があると理解しています。しかし、これは事業者の都合です。これを生活者価値にすると「コレクションしたくなるブランド」と一つ言い換えられるかと思います。生活者にコレクションしたいと思ってもらうことは事業としても最重要目標の一つだと考え、どんなものを生活者はコレクションしたいと思っているのか、コレクターの未来とは?をテーマに本調査を行いました。ブランド開発に携わる人、とくに自分たちが開発しているブランドをもっと愛してほしいと切に願う方は、ぜひこのレポートを読んでみてください。偏愛の一つの形態がコレクションだと思いますので。

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