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ホルモン・ルーチナー

自分の健康管理を徹底するために、
月経周期に合わせた運動習慣を構築する生活者たち

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概要:ホルモン・ルーチナーとは?

自粛生活が続き、ジム通いなど、外でする運動習慣が絶たれたため、健康習慣をルーチン化しようとする動きが出始めている。特に、在宅では自身での健康管理が重要である。最近は、その管理をするための指標の一つとして、月経周期を用いる女性が見受けられる。自身のホルモンバランス状態を考慮することで、健康習慣のルーチン化を試みている女性を「ホルモン・ルーチナー」と名付けた。具体的には、筋肉増強が見込めるエストロゲン(女性ホルモンの一種)が多く分泌されているとされる月経初日には強度の強い運動、月経前症候群(イライラなどの精神症状)が現れ始める月経直前期には水泳等リラックス出来る運動、というように運動のメニューを月経周期の時期によって決めている。ホルモンルーチナーを調査することによって、月経周期と健康増進の関係に対する価値観の変化が明らかになると考えられる。この調査は月経周期をルーチンの指標とするヘルスケア商品の開発に繋がるのではないだろうか。

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SEEDERアナリストのコメント

佐々木 健眞 アナリスト

今回は月経周期をマイナスからプラスの方向へ転じる・活用するトライブについて調査しました。コロナウイルスの発生により、通勤からリモートワーク、自粛生活等、生活者の生活環境が大きく変わりました。これにより、生活者のストレス源は、外に出ることで発生するものから、外に出れないために発生するものに変わりました。その一つとして、今回は月経を取り上げました。

月経は、長年女性を苦しめてきたものでありながら、子供を授かるためにとても重要な役割を果たしています。月経には月経痛やPMS(月経前症候群:イライラや体の怠さ)等、様々な問題があります。そのため、月経周期は、マイナスなイメージが持たれ、フェムテック等、女性独特の悩みを解決するさめの策が沢山謳われてきました。そのような中でこのトライブの価値観や行動は、女性のヘルスケアや運動、食事といった分野において新しい気づきをもたらしてくれるのではないでしょうか。

 

 

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