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フィンティッカー

スマートフォン上などでデジタル家計簿サービスを利用して、自分自身の収入や支出を管理する人々

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概要:フィンティッカーとは?

金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語、フィンテック(FinTech)。金融テクノロジー領域のベンチャー企業やそのイノベーションを指すことが多いこの言葉は、リーマンショック以降注目が増し、この2~3年で注目すべき市場となった。具体的にはセキュリティや決済、投資支援などのツールが例として挙げられる。このフィンテックを使いこなすトライブが「フィンテッカー」である。彼らフィンテッカーの消費行動は高度に電子化されている。決済代行サービスを使ってスマホであらゆる料金を払い、一方で投資ツールを用いて利益を得る。その収支を管理するのも、もちろん家計簿アプリだ。技術に支えられて生きる彼らの生活様式は、SF映画などで描写される未来人に近い。彼らほどにではないにせよ、スマートフォンをかざして会計を済ませることも、アプリで家計を管理することも、もはや珍しくはなくなった。人によって程度の差はあるにせよ、今後各場面にフィンテックを取り入れた生活が一般化していくのは間違いない。本レポートは生活者の参入窓口が低くなっている各種金融サービス業界や様々な投資ジャンルにおけるフィンテック系の消費者アプリ業界などにおけるサービス設計に活用できるだろう。

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SEEDERアナリストのコメント

宮井 弘之 代表・ファウンダー

フィンテックというと、税務会計、送金、データ分析、セキュリティ等のBtoB分野と、投資、株式、資産管理、支出管理等のBtoC分野がありますが、本レポートでは、BtoC分野の支出管理「家計簿アプリ」を利用する生活者に対象を絞って調査しました。私たちは生活者を調べていますが、ビジネスに繋げていくためには生活者の消費者という側面も深掘る必要があります。そこでフィンテッカーを通して、家計簿アプリによって消費の仕方、つまりお金の使い方や貯め方がどのように変化するのか?を調べました。未来の消費者のお金の使い方や貯め方はフィンテックサービスを立ち上げたい方だけではなく、ビジネスに関わる全ての方々が知っておいて損がないことだと思います。

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