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ナイト・ソロ活族

心地よい疲労感で1日を終えるために、夜ランのような
アクティブな活動をソロで行う生活者

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概要:ナイト・ソロ活族とは?

最近は、SNSの普及などで多くの情報を受け取る機会が増えており、やるべきことだけでなく、自分の興味あることにチャレンジすることが容易となった。結果として、現代人の行うタスクが増加し、それを行うべき時間を割こうと夜の時間を有効に使おうとする人が増加した。また、ソロ活も人気になっていることから、夜に一人で活発に活動を行う人をナイト・ソロ活族と名付け調査した。彼らの夜の時間に対する考え方は、従来の自分の体を休める休息時間という概念ではなく、脳や体に刺激を与えてあえて達成感を目的にしたポジティブな疲労感を感じたい時間という概念にシフトしている。ソロ活であることで、自分の時間を他人に左右されずに消費でき、かつ、自分の好きなことを他人に気を遣わずに自分の満足のいくまで行える。これによりひとり時間をより充実させることができると考えている。暗闇での運動や1人でも気軽にスタートできるスポーツの登場や夜に作業を持ち込む人が増えることで1日の時間の流れの捉え方に変化がもたらされるだろう。

 

 

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SEEDERアナリストのコメント

櫻井彩音 アナリスト

今回は夜型で夜の時間にお金をかける人とソロ活を楽しむ人の潜在的なニーズの融合からナイト・ソロ活族を調査した。現代のネット社会は、以前の社会よりもさまざまなモノや情報の行き来が多くなり、玉石混合な情報の受け渡しががスピーディになり脳内処理が複雑になる中で、自分の時間を確保し自分に集中したいと考える人が今後ますます増えていくと考えた。自分を知って管理するための自分の時間割やモチベーショングラフの模索と把握に力を入れる人も増えるのではないか。

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