ティーチャー・カスタマイザー
現実世界だけでなくAIの領域までも自らの指導員とし、幼少期からなにを指導員とするかもAIとともに選択するα世代
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概要:ティーチャー・カスタマイザーとは?
現代の子供たち、特にα世代の子供たちは生まれたときから情報社会に生きており、物事の選択や知識を仕入れることなど、あらゆる行為をデジタルを通して行っている。そうした中で、自らの指導員の在り方も変わってきている。指導員といえば学校の先生や習い事の先生・コーチなど、現実世界にいる指導者であった。しかし、生まれたときからデジタル社会で生活しているα世代にとっての指導員は現実世界に限らず、ChatGPTなどのAIが指導員とされるようになってきた。今回はそのようなα世代をティーチャー・カスタマイザーと名付け調査した。学校に行けば先生がおり、職員室にいけばその時々に必要としている分野の先生がいるだろう。しかし彼らはその指導員たち、特に学校では教わらないことや身近に専門の指導員がいない領域への関心をAI指導員を自ら生み出すことで深めているのだ。彼らにとってのAIとの付き合い方を、教師と生徒という関係性に着目した明らかにしていく。
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SEEDERアナリストのコメント
今回の調査から、AIが身近な存在となっているα世代にとって、指導員は現実世界だけでなくAIやメタバースなどにも存在するようになるだろうと考えられる。勉強に限らずさまざまな分野でAIを活用した勉強や学びが行われるのだろう。現実世界で指導できる人が少ない未発展分野であっても、AIであれば指導できる可能性もある。こういったAI指導員は今後さらに発展していくだろう。