ソロテーマパーク
あえて一人でテーマパークに遊びに行くことで、
自分なりの楽しみ方を模索する生活者
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概要:ソロテーマパークとは?
テーマパークに訪れる利用者と言ったら、あなたはどんな層を思い浮かべるだろうか。ファミリー、恋人、(特に女性の)友人グループ。近年、一人でテーマパークへ行く男性が増加している。彼らは特に恥じらうこともなく、一人でテーマパークへ行く。男性によくみられるように、楽しみ方は様々で、アトラクションを楽しむ人もいればパレードや食を楽しむ人もいる。共通するのは、一人でテーマパークの世界を楽しんでいるということだけだ。彼らの共通点はどこにあるのか?まだ誰も調査に踏み込んでいない層であることは確かだろう。そこで、そのような一人でテーマパークに行く人をソロテーマパークと名付け、調査を行った。調査を通して集団行動に対する不満解消や一人であることに目を向けさせない空間デザインなどソロ消費の特徴がわかった。本レポートは商業施設や、サブスクリプションサービスやコンテンツ制作など様々なソロ消費に関わる業界に役立つだろう。
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SEEDERアナリストのコメント
本レポートでは、ミレニアル世代の男性の消費行動、特にソロ消費の側面から調査を行いました。お一人さまという言葉が生まれて数年が経ち、もはや一人で何かを他の楽しむソロ消費は一般化し、お一人さまでのカラオケや焼肉なども珍しくはありません。こうしたソロ消費の中で、本来女性が中心の複数人のグループで行くイメージの強いディズニーリゾートに、ふらりと一人で行く男性をソロ消費の究極の形として捉え、今回の調査を行いました。彼らは年間パスを購入し、ディズニーリゾートに足繁く通う中で、アトラクションの細部やパレードのダンサーの所作など、自分なりに楽しむためのディティールを発見するようになります。しかし、こういった楽しみ方も長続せず、約三年を境として急激な飽きが訪れるのです。本レポートでは、彼らの行動原理を紐解くことで店や商業施設のあり方のみならず、定額課金サービスのあり方やコンテンツ制作のあり方など、さまざまなソロ消費の未来を見通すレポートです。同じくソロ消費をテーマにした「ピン消費」レポートも是非ご覧ください。