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ジェンダー・クリエイティング・ペアレンツ

子ども自身に自分のジェンダーを
決めさせるノンバイナリーの親たち

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概要:ジェンダー・クリエイティング・ペアレンツとは?

近年、LGBTQなどのジェンダーの多様性の考え方やジェンダーレスなファッションが浸透してきている。その流れの中で、子どもをもつ親たちの間でも自分の子どものジェンダーに対して多様さを寛容に受け入れられるようになっている。そこで、今回は乳幼児からの教育によって子ども自身にジェンダーを決めさせるノンバイナリーの親たちをジェンダー・クリエイティング・ペアレンツとして調査した。以前は、生まれ持った性別に合わせた環境に限定させていくのが一般的だった。だが、ジェンダーの多様性が受け入れられていくことで、ノンバイナリーとして生きる親世代の割合も増えていくだろう。彼らは、まだSNSの発達していない時代に、他者との比較に悩みながらジェンダーの自認を行うことが多かった世代である。そのため、彼らは子どもが自身のジェンダー自認をネガティブに捉えてほしくないという気持ちから、ジェンダーバイアスに左右されない環境の中で子ども自身がジェンダーをポジティブに自認できるようサポートしていくだろう。らを調査することによって、これからの若い世代のアイデンティティの捉え方やそれに対する価値観について知ることができるだろう。

 

 

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SEEDERアナリストのコメント

櫻井彩音 アナリスト

今回、ジェンダー・クリエイティング・ペアレンツを調査したことで、子どもがジェンダーバイアスに囚われず、男の子でも女の子でも何でもありなんだ!精神を親子で互いに築いていく姿が想像できる。また、子ども自身が興味を持ったことに積極的になって行動できる環境づくりが大切だと感じた。幼い子どもは親の姿をとてもよく見ているので、親の行動や表情に敏感である。そのため、親たち自身が興味あることにとことんチャレンジする気持ちや表情、行動も大切である。つまり、親の役割とは子どもの特性を自身で発見させるための模範となる存在であることだと感じる。

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