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コミュニティ・シーカー

自分が属する地域コミュニティへの貢献を通して
精神的充足感を高めることを重視する人たち

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概要:「コミュニティ・シーカー」とは?

自分の住む近隣住民と積極的なつながりを形成し、そのコミュニティへの貢献を行うことで、精神的な充足感を得ることを求める生活者を「コミュニティ・シーカー」と名づけた。

彼らは、近隣住民との物々交換や、生活必需品の買い出し、子供の世話の助け合い、地元企業への寄付といった行為を通して、地域コミュニティ全体の最適な状態の実現を目指している。同じ地域に住む住民と助け合うことを通して、地域に自分の居場所があるという実感を得ることで、孤独を排除し安心して暮らせることを求めているのだ。こうした考え方は、昔からある考え方ではあるが、ここではインターネットやSNSの力を活用して、こうした取り組みをアップデートさせた形で実践しているトライブを紹介する。彼らを調査することで、今後の地域コミュニティを活用した事業作りのための示唆を得ることができるだろう。

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SEEDERアナリストのコメント

林 直也 アナリスト

今回は地域コミュニティに対する考え方の変化というテーマの中から、今後の地域コミュニティの未来を調べてみました。

SEEDATAでは、トライブ「コミュニティ・シーカー」の調査を活用することで、上記のような領域で新しい示唆を得ることができると考えています。

アメリカや日本では、地域コミュニティにいつでも誰かに助けてもらえ、自分の居場所があるという安心感を感じられる役割が求められるようになっています。生活者は近隣の住民と助け合うことで、孤独や不安を解消し、精神的な充足感を高めるようになっています。そのため、今後の地域コミュニティを意識した事業素栗では、お金を払い同じ目的を持つ人と繋がることのできるプロジェクトのようなものではなく、お金の縁がなくても互いに地域の一員として助け合っていることで、自分の居場所を感じられるような事業の型が活用できるかもしれません。

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