ギルトフリーシーカー
罪悪感が全くない状態を精神的に健康な状態と捉え、
罪悪感ゼロを目指す人たち
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概要:ギルト・フリーシーカーとは?
罪悪感が全くない状態を精神的に健康な状態であると捉え、罪悪感0で贅沢なものを楽しみたいという生活者を「ギルト・フリーシーカー」と名づけた。これまでは、生活者は嗜好品や旅行といった贅沢なものを楽しむ際に、それが自分の身体や地球に悪影響を与えていたとしても見て見ぬふりをして、贅沢な行為を楽しんでいた。しかし、悪いと分かっている行為を行うで生まれる罪悪感に対する生活者の感度が高まった結果、小さなことでも自分の中に生まれた罪悪感が自責の念につながり、ストレスと感じるようになっている。その結果、罪悪感を取り除き、精神的なストレスのない状態でいることが贅沢なものやサービスに求められるようになっている。
このような罪悪感0を目指すトライブ「ギルト・フリーシーカー」の調査をすることで、今後の贅沢な飲料・食品の商品開発のための示唆を得ることができるだろう。
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SEEDERアナリストのコメント
近年、健康や社会問題に対する生活者の関心が高まった結果、自分の健康を害する行動、環境に悪い影響を与える行動、社会倫理的に良くないと思われる行為を行うことで、自分の中に生まれる罪悪感を無視することができなくないるように思われます。罪悪感は長期にわたって自分の心の中に残り、心を苦しめるため、少しでも悪いと感じることが、ストレスの要因になり精神的に健康な状態でないとみなされるようになっているのです。その結果、欧米では罪悪感を少しでも減らすような行動や、食や旅行、嗜好品といった場面で見られるようになっています。今後は、商品やサービスを提供するさいに、生活者がどんな罪悪感を抱くのかを考慮し、精神的なストレスもなく楽しめるような商品・サービス設計が大切になってくるでしょう。