日本国内外の先端事例や生活者トレンドをSEEDATA独自の視点で分析し、ブログ形式で配信しています。News

オンラインフリマー

フリマアプリでの売却を前提とした消費を行う生活者

KeyWords
  • ライフスタイル
  • 調査済み・レポート有り
  • 購買体験
関連業界
  • コンテンツ
  • サービス業
  • 小売
国・地域
  • 日本

概要:オンラインフリマーとは?

スマートフォンの普及が進む昨今、メルカリやラクマなどスマホで商品を撮影して簡単に出品ができる「フリマアプリ」の利用者が拡大している。出品されているものは家電製品や服などの需要が想定できるものから、トイレットペーパーの芯や食品用ラップフィルムの芯のような一見利用シーンが見えないものまで、様々なものが出品されている。何でも売ることが出来るフリマアプリの存在を認識したうえで、一回きりの利用のためにフリマで購入し即売却するような人や、似合わないというリスクを避けるためにフリマで頻繁に消費活動を行う人々が現れた。そのような売却を前提として消費活動を行うトライブを「オンラインフリマ―」と名付けた。

この記事の続きを読むには?

有料会員の方

こちらからログインしてください。

非会員の方

この記事を閲覧するには、月額会員(有料)に登録する必要があります。

SEEDERアナリストのコメント

宮井 弘之 代表・ファウンダー

本レポートは、C2C全盛時代のサービスや新規事業アイデア開発のヒントをもたらしてくれます。フリマアプリが浸透して約4年。フリマアプリを活用するユーザーには「売れるという安心感による、消費意欲の増加」という大きな消費体験の変化がみられます。
彼らは購入した商品が想像とズレていたり、使わないと判断するとすぐに売却します。フリマアプリでの相場感を把握しているため、金額的に損することなく、 一通りの商品体験をすることができるのです。さらに、商品を選択する段階から売る前提で購入し、最後まで使おうという気持ちがないことなども特徴です。
このような購買行動の変化が、消費体験を変容させていると考え、このような売ることを前提とした消費行動が導く未来に 着目してリサーチを行いました。

SEEDATAアナリストに
質問・相談する
お問い合わせ