エコエンターテイナー
エコを「かっこいい」「クールだ」と捉え、
積極的にエコな商品を消費する人々
- KeyWords
-
- エンターテイメント
- ライフスタイル
- 調査済み・レポート有り
- 贅沢品
- 関連業界
-
- 家電
- 消費財
- 食品
- 国・地域
-
- 日本
概要:エコエンターテイナーとは
「環境にいいことをしよう」という意識は、すでにほとんど日本人の共通認識になった。
20代以下の世代は学校でリサイクルという言葉を習っているし、エコカー減税など、環境に配慮することが特になるような政策もエコへの意識を高めた。しかしこれらはすべて、「地球には優しくあるべきだ」「環境に優しいことは自分にも得になる」という理性に基づく行動だ。
エコ・エンターテイナーは違う。大都市圏に住む高所得者を中心に見られるこのトライブは、環境への配慮を感性で行う。実利だけでなく、エコであることがカッコいい、クールだ、という感覚でエコフレンドリーな生活を送る。環境保護にデザインやエンタメ性を見出しているのだ。そんな彼らが選ぶのは、エコカーやスマート住宅、機能と環境性能を併せ持つデザイン家電など、高価だがこだわりを示せるものばかりだ。消費行動のトリガーは、理性よりも感性であることが多い。本レポートでは、彼らの消費性向を理解するべく、その感性を探った。
質問・相談する お問い合わせ
SEEDERアナリストのコメント
本レポートでは「エコな活動はクールである」と捉えて環境に優しい行動や消費を楽しんでいる生活者に調査を行いました。今までのエコといえばエコカー減税などに代表される経済的なインセンティブとセットになっていることが一般的でした。しかし、これからはグレタさんの国連でのスピーチやSDGsの採択などを経て、企業が環境に配慮した生産や消費を促すことが義務のようになっていくでしょう。環境意識が高まる未来の生活者たちに対する一つのエコの提示の仕方に対して、エコエンターテイナーの調査レポートはヒントを提供することになるでしょう。