他者に頼って生きていく「弱い個人」を前提とした社会デザインに注目〜人と人との関係性やケア、寛容さを制度設計のなかで重視されていく?〜
着目した記事
のび太くんはルールメイキングのモデルとなるか?法学者・稲谷龍彦と批評家・杉田俊介が考える、「弱さ」を包摂するアーキテクチャ設計|公共とデザイン|note
note(ノート)
ケア研究者キャロル・ギリガンに痰を発する「ケア」に関する研究蓄積は、長らく近代個人観である「自律した個人」と言う前提の困難と限界を指摘してきた。代わりに彼女らが提唱したのは、ある種の弱さをもち他者に依存することで生きていける「弱い個人」と言う個人観だ。小川公代が『ケアの倫理とエンパワメント』でも主張…