#006 シニアウォーリアー

¥220,000 (税込)

アクティブシニアのこれから ~”シニア・ウォーリア―”分析を中心に~

戦後の日本でがむしゃらに働き、この国の急激な復興と成長を支えてきた団塊の世代。 2000年代後半から、彼ら団塊の世代が徐々に定年を迎え、第二の人生を模索し始めた。それまで、定年後といえば「年金を元手に悠々自適に穏やかな生活を送る」というようなイメージが強かった。しかし現在の老年世代には、その労働に対する旺盛な意欲を元手に(あるいは、人によっては労働以外にやることを持たないために)定年後もビジネスに携わり続けたいと望み、再雇用や起業という形で現場に留まり続ける人も多い。少子高齢化に伴う労働人口減少を課題とする日本政府もこの動きを歓迎し、女性と並んで高齢者の活躍支援を進めている。 仕事を続けていることで、自由に使える金銭は比較的多いことが想定される一方、可処分時間は働いていない同世代に比べて少ない。趣味に使う時間やお金は少ないが、無理なく労働を続けていくためのコストは払う。そんな彼ら老年の現役労働者「シニア・ウォリアー」に必要とされるサービスやプロダクトは、若いビジネスマンや定職を持たなくなったシニア世代の両方と微妙に異なるものだろう。シニア・ウォリアーが求める武器や防具はなんなのか、彼らの生活サイクルや思考様式の分析を通じてその手がかりを探ることでシニアの生活デザインの設計への示唆が多く示されている。本レポートを通して長期的な生活者動向やシニアの価値観の変化などを明らかにすることでシニアに向けたサービス開発の一助になるだろう。