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FIRE children

10代以前の早い段階からビジネスに関わることで
早期の経済的自立を目指す子供たち

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概要:FIRE childrenとは?

現代の子供たちは幼い頃からインターネットを通して、あらゆる情報やツールに触れている。彼らは物心ついた頃からデジタルテクノロジーを使いこなしているため、インターネットを通してあらゆる情報を簡単に集め、発信することができるのだ。最近では小学生でも起業できるサービスが登場しており、早い段階からビジネスに関わろうとしている子供たちが増えている。そこで、今回はそのような子供達をFIRE childrenと名付け調査した。これまでは大学に出て就職することで自立できると捉えられていたが、FIRE childrenは年齢や学習レベルに関係なくビジネスの経験を積むことで自立できると考えている。彼らが早くから社会に出る背景として、以前調査したFIREという20代や30代という人生の早期において、経済的に独立した状態を目指すアメリカのミレニアル世代の生活者の価値観が影響していると考えられる。FIREの子供が親をみながら育つことで、子供たちも早期に自立することに価値を感じているのだ。彼らを調査することによって、これからの若い世代のキャリアの考え方やライフスタイルの中で重要とされる価値観について知ることができるだろう。

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SEEDERアナリストのコメント

小川紗季 アナリスト

今回は10代以前の早い段階からビジネスに参加するFIRE childrenを調査しました。子供たちはFIREのように早期に経済的に自立することに価値を感じており、これまでの義務教育を受け、大学に入り、就職するという一般的な流れに沿うことで自立するのではなく、年齢に関係なくビジネスに関わり、収入を得ることで自立できると考えています。このような子供たちが増えることで、今後のキャリア形成のあり方が変化していくかもしれません。

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